今回は新潟市内(秋葉区)の医療施設(病院)において、照明器具の修理工事(安定器の交換)を行って参りましたので、レポートをお届けさせて頂きます。
日々施設内を明るく照らしてくれる照明器具、決められた耐用年数があるものの壊れない限りは修理・交換される事は中々ありません。しかしながら、10年を経過した照明器具は外観からは分からない器具の劣化が進んでおります。
一例ですが、稀に器具内の安定器が絶縁劣化により発煙事故を起こす場合がございます。安全性の観点からも早期の点検と交換をご検討頂けたらと思います。
照明器具自体や安定器に不具合がある場合は、修理・交換が必要です。今回は安定器の不具合でしたので、安定器のみを交換して修理対応することとなりました。
安定器の交換を知識の無い方が行う事はできません。危険を伴う配線を触る作業は、私共のような電気工事士の資格を持った者のみ行うことができます。感電事故や絶縁不良による事故を防ぐためにも無資格者の方が修理されることは避けて頂きたいと思います。
安定器を交換し、照明器具を元の位置に設置すれば修理作業は完了です。「蛍光灯を交換したのに点灯しない」「蛍光灯は新しいのにチラつく」などの症状の原因は、ソケット部分の劣化による接触不良か安定器の不具合である事が大半です。安定器の交換だけで修理が済む場合もございますが、ソケット劣化や照明器具自体に問題がある場合には、照明器具を丸ごと交換される事をお勧めいたします。
以上、照明器具修理(安定器交換)工事のレポートでございました。
最後に今回の修理工事費用のお見積書をご覧下さい。
実際にお客様とご契約させていただいた実績価格となります。