
本日は介護老人保健福祉施設さまにおいて、不動となったキュービクル換気扇の交換工事を行なって参りました。弱電工事に携わってそれなりの年数が経っていますが、この度初めてキュービクル用の換気扇を交換させていただきました。貴重な体験でしたのでご紹介いたします。


事の発端は、大雨のあった明け方に漏電警報が発生して保安協会の方が駆けつけたそうです。特定するまでにかなり時間を要したようですが、このキュービクル用換気扇の回路が原因というところまでは突き止められたとのことでした。(お客様談)
その後の我々の調査で、端子台に接続されている電源ケーブルが腐食して切れていることが分かり、機器自体も15年以上経過していることもあったため、換気扇一式を交換させて頂くこととなりました。

四台設置されている内の、一番左側が今回の交換対象となる換気扇となります。


作業中に閉まらないよう扉を全開にしストッパーを掛けて固定します。作業場所が場所だけに、細心の注意を払って作業に取り掛かります。

想定はしていましたがボルトやネジ関係もだいぶ腐食しており、器具の撤去に時間が掛かりました。(風雨の影響を避けられるよう据付にはできるだけ工夫を施してみました。)

交換工事完了です。換気扇フードをステンレス製のものにしましたが、見た目では区別がつきませんでした。
他の3台の器具も同じような傷み具合なので、注視しながら今後もご提案していこうと思います。作業にあたっては特別な技術は要らないことが分かりましたが、危険な場所で作業することには変わりがないので、安全面において細心の注意と毅然とした心構えで挑まなければいけないと、改めて認識する現場となりました。
以上、介護老人保健福祉施設におけるキュービクル換気扇の交換工事レポートでございました。
最後に今回の工事費用のお見積書をご覧下さい。
実際にお客様とご契約させていただいた実績価格となります。
